SLACK

はじめに

グループチャットアプリケーションSlack(スラック)に対して通知を送る機能を利用する事が可能です。

事前準備

「Incoming WebHooks」アプリの有効化

SLACKに対してメッセージを送信する前に、事前に「Incoming WebHooks」 アプリを有効化する必要があります。

アプリの有効化

SLACKの画面から、以下の手順通りに実施する事で、「Incoming WebHooks」アプリの有効化が可能です。

Incoming WebHooks の有効化 Incoming WebHooks の有効化

  • Slackアプリから、「Apps」をクリック
  • 検索ボックスに、「Incoming WebHooks」と入力
  • 「View in App Directory」をクリック
  • ブラウザが開いたページで「Add to Slack」ボタンをクリック

通知先のURLを取得する

「Incoming WebHooks」アプリの有効化後にリダイレクトされるWebページで、 通知先のURLを確認する事が可能です。

通知先のURL確認 通知先のURL確認

SLACKにメッセージを送信する

SLACKにメッセージを送信する際には、環境変数として渡す方法、オプションとして渡す方法があります。

export SLACK_WEBHOOK_URL=[SLACK 通知用URL]
noct slack [CHANNEL] [TITLE] [USERNAME] [ICON_EMOJI]
noct slack [CHANNEL] [TITLE] [USERNAME] [ICON_EMOJI] --url [SLACK 通知用URL]

コマンド引数

SLACKにメッセージを送信した際には以下のようにSLACK側に通知メッセージが送信されます。

SLACKへ通知メッセージの見え方 SLACKへ通知メッセージの見え方

コマンド引数 説明
CHANNEL 送信するSLACKのチャネル名
TITLE タイトル名
USERNAME SLACK通知の表示名を変更します
ICON_EMOJI SLACK通知の表示アイコンを変更します

アイコンを変更する

SLACKを使用して、通知を行う際にアイコンを変更する事が可能です。複数の用途の異なる通知を行う際には、 アイコンを変更する事で容易に、何を目的とした通知であるかを、確認する事が可能です。 以下にアイコン変更の際に必要な、表示コードの例を示します。

絵文字 表示コード
😀 :grinning:
😁 :grin:
😂 :joy:

オプション

URL付きボタンを送信する

noct slack [チャネル名] --buttons "メッセージ:ボタンを入力した際に遷移するURL" --url [SLACK 通知用URL]
noct slack [チャネル名] --buttons "メッセージ:https://example.com/" --url [SLACK 通知用URL]

URL付きのボタンを送信
URL付きのボタンを送信